v0.3.0: APIの証拠で都市を運用する
cities-skylines1-agent-skill v0.3.0 は、エージェントの都市運用ループを観察しやすくするためのリリースです。スクリーンショットからすべてを推測させるのではなく、需要、経済、ゾーン、道路接続、建物配置、セーブ状態をAPIで読んだうえで行動できるようにします。
ワークフローの変化
推奨ループは引き続き小さく保ちます。
- 都市状態を読む。
- 範囲を絞った修復を1つ選ぶ。
- 可能なら
dryRunで確認してから、コマンドを1つ実行する。 - シミュレーションを少し進める。
- もう一度状態を読む。
- 保存し、保存ファイルを確認する。
v0.3.0 では、このループに渡せる情報が増えました。/state/demand、/state/chirps、/state/zones、/state/growables、/state/economy、/state/external-connections、/state/zone-anomalies により、画面のピクセルから推測する場面を減らせます。
道路と接続性
道路QAは、単純な行き止まりだけではなくなりました。/state/road-anomalies は、重複セグメント、重なったセグメント、交差ノードなしの道路交差、短い道路片、地形段差、周辺の道路面より沈んだエージェント作成道路を返します。/state/external-connections は、都市側の道路コンポーネントが外部道路ノードに実際につながっているかを確認します。
これにより、エージェントは「道路が見える」と「道路グラフとして使える」を分けて扱えます。高速道路の近くに都市が見えるのに外部車両が入ってこない、といった状態の確認に向いています。
都市を上書きしないゾーン操作
ゾーン変更は、既存の開発済み区画を守る方向に寄せています。/commands/set-zone は既定で preserveOccupied: true を使い、修復コマンドはgrowable建物を根拠に期待ゾーンを選べます。エージェントによる修復では、「この一帯を全部塗り直す」よりも「既存建物と矛盾するセルだけ直す」ほうが安全です。
経済と税率操作
新しい経済APIでは、UI税率スライダーの集約値と詳細な税率行を読めます。/commands/set-tax-rate は、service、subService、levelで絞り込んだ税率変更をdry-runまたは実行できます。scripts/log-city-parameters.ps1 を使うと、需要、経済、概要、問題アイコンを時系列で記録し、税率実験を機械可読な形で残せます。
操作の見える化
ゲーム内通知は、最近のAPI呼び出しを残す永続的なAPIコンソールになりました。時刻つきの履歴、クリア、最小化、ドラッグ移動に対応しています。ライブセーブを変更する場合、ゲーム外のログを見に行かなくても直近の操作が見えることは重要です。